(v9f163001m0)
■設問
問1
ここでは、「ぼく」の主張を要約するために、「議論の整理」のうち、「共通の理想」「わかりにくい言葉の言い換え」を使うべき。
問2
ここでは、「ぼく」の主張に対する論理的な反論をするめに、「問題発見」のうち、「問題の特定」「問題の列挙」を使うべき。
問3
ここでは、まず自分の立場を明らかにするが、反論によほど自信がない限り、問1の主張に同意しておいたほうが書きやすいだろう。「議論の整理」はされているので、「論証」で実例を交えて書く。
問4
穴埋め問題
■解答
問1
詩人のうち、真似ることを機能としているものは、聴衆の心に害を及ぼすので、受け入れがたい。なぜならば、〈実相〉(イデア)は1つだけである。それに類するものを作り出すことや、それを真似ること、あるいは写像を作り出すことはできても、〈実相〉を作ることはできない。詩人は、あたかも色々なものを作り出し、それが完全なものだと主張していても、写像をつくっているに過ぎない。(180文字)
問2
ここでは、〈実相〉(イデア)はひとつであり、それに近づけられるようにいくら真似をしたところで、写像に過ぎないと批判している。しかし、〈実相〉がゆるぎなくひとつのものなのか、また誰がそれとわかるのかという問題がある。すなわち〈実相〉も時代的な影響を受けて見え方が変化する可能性があるのではないか、またそれが実相なのか、あるいは写像なのかという判断は誰にも行うことができないと考えることもできる。(196文字)
問3
私は多くの聴衆には実相か写像なのか判断がつきにくいからこそ、写像を完全にそのものであるかのように主張することは、真実ではないというプラトンの見方に賛成である。たとえばテレビのニュース報道では、つい映像として写っているのだからそれが真実であると考えてしまう。もちろん、テレビがある一部を切り取って報道しているということを知っている人にとっては、それがすべてであり、完全に真実であると思わないだろう。しかし、中には目の前に写っている鵜吞みにしてしまう人もおり、こうした報道のあり方は人民に意図的であれ、そうでないにしろ害を与えるものである。(268文字)
問4
12=14
34=02
56=12
78=03
90=10
1112=18
1314=23
1516=06
1718=05
1920=16
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